エコファーマーって?

エコファーマーロゴマークH11年に制定された「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」は、持続的な農業生産方式に取り組もうとする農業者の計画に、都道府県が認定し支援することによって、環境と調和のとれた農業を広く進めようとするものです。「持続的な高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」により認定された農業者を、「エコファーマー」という愛称で呼んでいます。

むらまつ果樹園は、H14山梨県知事よりエコファーマーの認定を受けました。

ほとんどの果物は病気や害虫に弱いため、農薬なしでは高品質なものは作れないといわれています。お客様に安心して美味しい果物をお召し上がりいただけるように、むらまつ果樹園では基準をしっかりと守り、できるだけ農薬を減らす努力をし、未登録農薬も一切使用しておりません。以下具体的な取り組みです。

 

土づくりに力を入れています。

土づくりに力を入れています。

むらまつ果樹園では、安全で安心で尚且つ美味しい果物を作るために、秋から冬の時期に木の周りにタコツボを掘って、肥料として藁や落ち葉(有機肥料)など、有機質100%の堆肥を入れています。病害虫に強い、丈夫な樹に育ちます。

 

草生栽培を行い除草剤を一切使用しません

葬制栽培を行っています

むらまつ果樹園では草生栽培1)【草生栽培】果樹園に下草を生やす園地管理法。除草剤や中耕で草を枯らすと細根が傷み、果実の味が悪くなるなどといわれ、下草を生やさない「清耕栽培」は減る傾向にある。土壌流亡の防止、有機物の補給などが主目的の草生栽培だったが、最近は草で草を抑える、作業性改善、土着天敵涵養など、ねらいが多様になってきている。を行っています。定期的に草刈りを行い、除草剤は一切使用しておりません。果樹を雑草を共生させることで草の根が土をやわらかくし、刈り取った草は有機物となりよい肥料となり、農薬の使用量を最低限に抑える事ができます。

 

土壌分析を行い、化学肥料をできるだけ使用しません。

土壌分析

土の中のPH値をそれぞれの植物に一番適した数値になるようにすることで、微量要素(窒素・リン酸・カリ)の吸収がよくなり、樹木自身が健康になり病気に強く害虫を寄せ付けにくくなります。土壌分析をこまめに行い、足りない微量要素を堆肥等の有機物で調整することで、化学肥料を使用する必要がなくなります。

 

コンヒューザーP(交信撹乱剤)を使用し、殺虫剤の使用量を減らします。

交信撹乱剤

コンヒューザーPとは、害虫が出す求愛のにおい(性フェロモン)を人工的に作ったもの。それを枝にかけ、果樹園ににおいを充満させてオスの交尾を妨害し、害虫の繁殖を抑え、害虫の密度を下げる環境に優しい害虫駆除資材です。

 

桃への2重袋の使用

桃の二重袋

桃の袋には、1重のものと2重のものがあります。2重袋のメリットは、除袋後も蠟引きのかさが桃にかかっているので、桃に雨が当たらないので病気になりにくくなり、減農薬につながります。また、袋をかけることで農薬が桃にかかりません。

 

植物活性酵素の使用

植物活性酵素とは、肥料でも農薬でもなく、植物の光合成を活発にして本来の生命力を引き出してくれるものです。根張りがよくなり、葉が厚くつやがよくなり、茎が太くがっちりするといった成長促進作用や、糖度が上昇し、実も大きくなるなどの品質向上作用などの働きをし、生命力と免疫力を高めてくれるため、病気や害虫にも強くなり、減農薬にもつながります。人体にも無害で、散布の際にも農薬のようにマスクや手袋を使用する必要もありません。

 

農薬はなぜ必要なのか・・・?

消毒散布

樹の健康を守るため、どうしても最低限の予防が必要となります。人間も病気にならないために、予防注射をしますよね。それと似ているかもしれません。特に果物は甘いので、もし、無農薬で桃やぶどうを栽培した場合、病害虫にとても弱く、害虫や病気にかかるリスクが高くなり、外見の良くないものしか作ることができないでしょう。そうしたものは、市場の規格にはまったく通りませんし、傷や病気のない形の整った果物を収穫するには多くの病害虫を防除しなければなりません。無農薬での栽培が理想の生産物であることに間違いはありませんが、現実として使用せざるを得ない場合があることもお客様にご理解をいただければと思っております。

スピードスプレイヤー

試行錯誤を繰り返しながら、安全な農作物を栽培する努力や、できるだけ農薬を減らそうとしている私たち生産者の気持ちと、消費者の皆さんのそれに対する理解が一番大切だと考えています。そのために生産者として、ありのままの情報を公開し、消費者は現場のことをもっともっと知ってもらいたいと考えています。

脚注   [ + ]

1. 【草生栽培】果樹園に下草を生やす園地管理法。除草剤や中耕で草を枯らすと細根が傷み、果実の味が悪くなるなどといわれ、下草を生やさない「清耕栽培」は減る傾向にある。土壌流亡の防止、有機物の補給などが主目的の草生栽培だったが、最近は草で草を抑える、作業性改善、土着天敵涵養など、ねらいが多様になってきている。